2020年代進む美容化とアイテム増

2020年前後のヘアトレンドに、コロナ禍が与えた影響は大きい。ステイホームによって起きた韓流コンテンツのヒットや、その前後のアニメブーム、コスプレの普及などが、ハイトーンカラー流行のきっかけになったといわれている。
また、その間のセルフケア需要や、美容意識の高まりから、依然ハイプレミアムのシャンプーが人気を博す状況が続いており、2023年頃からは大手メーカーも商品を投入する動きが出てきている。
もうひとつの動きとして挙げられるのが、シャンプーやコンディショナー等、既存のアイテムの前後にプラスするアイテムの増加だ。
既存アイテムと二者択一にならず、買い上げ点数を上げることのできる有益な展開といえる。
新興系ブランドと、大手メーカーの新規ブランドががっぷりよつに組み、客単価の高いハイプレミアムのパイを奪い合う様相を呈している現在。単価の高い商品だからこそ、顧客満足度を高め、自店のファンを増やすべく、商品選択の一助になるような情報発信をしていきたい。





時代をリードした製品
- 睡眠中の摩擦等から髪を守る「夜間美容」がコンセプト
2021年「ヨル」(I-ne) - インバス・アウトバス問わず使用できる
2021年「エイトザタラソ モイスチャーライジング&リペアブースター 導入液ヘアミスト」(ステラシード) - 美容オイル注入のインバス用ヘアマスク
2023年「いち髪 ザプレミアム Wケアブースター 美容オイルマスク」(クラシエホームプロダクツ) - 「休息美容」をコンセプトに生炭酸泡シャンプーを導入
2024年「メルト」(花王) - 毛髪の主成分・タンパク質に着目した同社初の新ブランド
2024年「+tmr」(ファイントゥデイ)
<主な参考URL>
渋沢社史データベース「花王石鹸(株)『花王石鹸八十年史』(1971.01)」
https://shashi.shibusawa.or.jp/details_basic.php?sid=3180
花王ヘアケアサイト「髪と頭皮のお手入れの歴史」
https://www.kao.com/jp/haircare/history/14-1/
メゾンコーセー「つややかな黒髪が美人の条件 お風呂がなくても頑張った平安時代の美髪ケア」
https://maison.kose.co.jp/article/g/ghairmake-20160719/
ポーラ文化研究所「江戸時代13 日本髪の手入れ方法<洗髪>」
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/026.html
re-quest/QJ「【永久保存版】髪型の歴史150年。美のプロなら知っておきたい明治・大正・昭和のヘアトレンド」
https://www.qjnavi.jp/special/sense_skills/hairstyle_history/
i-VoCE「【’80~’90s青春コスメ】湿気との闘いで思い出す、伝説のヘアケア一挙紹介!」
https://i-voce.jp/feed/17955/
※参照日:2024年12月20日