2000年代ヘアアイロンによる熱ダメージに着目

2000年代に入ると、カラーでは暗めの髪色が主流となり、美髪や、日本・アジア回帰の流れに注目が集まった。
一方、トレンドの巻き髪をつくるためにヘアアイロンの使用機会が増加。アイロンの熱から髪を守るために、浴室以外で使用する「洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)」が本格的に展開されていく。
同時に、ダメージヘア用、カラーリングヘア用、パーマヘア用に加え、新たにエイジングケア用など、自分の髪状態に合わせたシャンプーやコンディショナー、トリートメントを選ぶ傾向が強まっていった。
また、この時期社会的に高まった安全安心へのニーズに合わせ、これまで主にサロンでしか使われていなかった弱酸性のシャンプーが家庭用でも普及。サロンを上流とした家庭用品への影響としては、ヘッドスパ、ヘアエステなど頭皮に着目した家庭用商品の増加も挙げられる。



時代をリードした製品
- 髪や地肌と同じ弱酸性「新・家族シャンプー」提案
2001年「メリット」リニューアル(花王) - ダメージケアと共に低刺激性やうるおいを全面訴求
2001年「ダヴ モイスチャーシャンプー・コンディショナー」(ユニリーバ) - 美髪訴求・アジア回帰の先駆けとなったブランド
2003年「アジエンス」(花王) - 椿油に着目、日本の女性の美髪を引き出すコンセプト
2006年「ツバキ」(エフティ資生堂) - 「自宅でヘッドスパ」を謳い地肌のケアを訴求
2007年「h&s」(P&G)から発売。 - 「うねり髪」やボリュームに着目したエイジングケアブランド
2007年「セグレタ」(花王)