1970年代ドライヤー普及とケア意識の高まり
麻丘めぐみ、南沙織などが代表的。ストレートな黒髪に段を入れたスタイルが人気に。サラサラの髪を求めて、リンスを使う人が増えていく 黒髪ロングヘアがトレンドとなった70年代。シャンプーの普及率が高まるとともに、指通りの良い髪に仕上げるリンスとの併用も定着していった。美しい髪の女性が振り向く当時のCMも反響を呼び、「リンス=おしゃれなアイテム」というイメージづくりに一役買ったともいわれている。
また、この時代のヘアケアに大きく影響を与えたのが、70年代後半に普及したドライヤーの存在だ。洗髪やパーマに加え、ドライヤーの熱による髪の傷みが注目されるようになり、シャンプーの基本機能であった「フケ・かゆみ」対策以外のニーズが求められるようになる。
そこで増えていったのが、ブロー対応や、髪の傷みをカバーしてうるおいを与えるオイル成分を配合したシャンプーや、クリーム形状のシャンプーだった。
時代をリードした製品
- ベーシックなフケ・かゆみ対策ブランド
1970年「メリット」(花王石鹸) - リンスをおしゃれアイテムとして定着させた
1970年「エメロン クリームリンス」(ライオン油脂) - 「天使の輪」、キューティクルに着目したダメージケアの先駆け
1976年「カオーフェザー エッセンシャル」(花王石鹸) - 保湿成分配合で、ブローの熱で傷んだ髪に対応
1977年「シャワラン ビューティシャンプー」(牛乳石鹸共進社)