メーカーシェア
お風呂用洗剤全体で見ると、花王とライオンの2社で7割以上のシェアを占めている。今回新たに、「ファブリーズ お風呂用防カビ剤」を発売したP&Gジャパンがシェア4位に食い込んできている。

群雄割拠型勢力に差があまりなく、順位変動の可能性が高い。
三つ巴型シェア上位3位までの差がなく、拮抗している。
好敵手型シェア1位と2位が激しく覇権を争っている。
絶対王者型シェア1位が2位以下に差を付け、ほぼ無双状態。
用途別シェア
ドラッグストアにおける、バスクリーナー・カビクリーナーの構成比はご覧の通りだが、どちらも市場は拡大傾向にある。
カビクリーナーは、「ルック おふろの防カビくん煙剤」(ライオン)により、カビ防止剤カテゴリーが誕生した2012年から増加傾向に転じ、今も伸長を続けている。2022年に発売された「ファブリーズ お風呂用防カビ剤」(P&Gジャパン)は、「置くだけ」という究極の手軽さで防カビの常識を覆し、大ヒットを記録した。一方、2010年代から横ばいだったバスクリーナーは、2018年の「ルックプラス バスタブクレンジング」(ライオン)登場により、一気に拡大。また、2021年に発売された「バスマジックリン エアジェット」(花王)も、市場の単価アップに大きく貢献している。
ほとんどのメーカーが、バスクリーナーとカビクリーナーを別ブランドに分けるなか、ライオンは通常の掃除関連商品を「ルック」シリーズ、掃除にかかる手間と時間を省ける商品を「ルックプラス」シリーズとし、ブランドとしての統一をはかっている。なお、ジョンソンの「スクラビングバブル」ブランドのうち、浴室用洗剤は約1割。残りの約9割を占めているのは風呂釜洗浄剤で、シェアを前回よりも伸ばしている。

種類別シェア
バスクリーナーのうち、8割以上を占めているのが「プラス機能品」(付加価値をもった<除菌><防カビ><ニオイ><こすり洗い不要>などの機能を訴求している商品)。なかでも、<こすり洗い不要>の洗剤が存在感を増している。また、定期的な使用でカビの発生を防ぐ「カビ防止剤」は、リピート購入する生活者が多いほか、「ファブリーズ お風呂用防カビ剤」(P&Gジャパン)や「お風呂の防カビムエンダー」(大日本除虫菊)などのヒットにより、カビクリーナーのなかでも5割近いシェアに伸びている。
バスクリーナー 種類別シェア

カビクリーナー 種類別シェア

本体・替え別シェア
バスクリーナー、カビクリーナーとも替えタイプのシェアが高いことから、リピート購入者が多いことがうかがえる。バスクリーナーの替えタイプは若干シェアを落としたが、カビクリーナーの替えタイプは順調にシェアを伸ばしており、市場をけん引している。なお、本グラフの「カビクリーナー」は「カビ取り剤」のみのデータである。


