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大人用紙おむつ歴史市場シェア

2025年9月26日歴史・グラフ更新

2000年代もっともっと活動的に!

「高齢者の人口」(総務省統計局)、「平均寿命の年次推移」(厚生労働省)より抜粋

ニオイ対応のニーズが高まる

2000年代に入ると、さらに高齢者の雇用を推し進める政策が拡大する。2004年には、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」が改正、65歳までの再雇用を努力義務としつつ、「定年の引き上げ」「継続雇用制度の導入」「定年制の廃止」のいずれかの対応を講じることが定められた。そして2007年、ついに高齢化率が21%を超え(21.5%)、日本は「超高齢社会」を迎えることとなった。一方で少子化も進み、人口減少も顕著になったことから、高齢化率の高まりはますます加速していくことが予想された。「介護保険でなんとかしてもらう」から、「自分たちで何とかしなければ」という意識が高まった年代といえるだろう。

そんな2000年代、大人用紙おむつは活動的なユーザーの多種多様なニーズに応えるため、さまざまな商品が生まれた。とくに2000年代初頭はニオイ対応のニーズが高まったという。より長く、より広範囲で活躍が求められるようになった高齢者にとって、長時間付けているおむつが臭うのを避けたいのは当然だ。同様に、「ばれたくない」というニーズに応えるべく、軽失禁対応の商品ラインナップも充実した。

ユニ・チャーム 「ライフリー メンズガード」 (2002年発売)

2001年、日本製紙クレシアは、「アクティ」のパッケージデザインを変更するとともに、ニオイ対策として<抗菌・消臭シート>を採用した。2002年には、ユニ・チャームから初の男性用の失禁パッド「ライフリー メンズガード」が発売された。

2006年には、花王からパンツのようにはけて、テープ止めのように開く、「パンツタイプ」と「テープタイプ」の2つの機能をあわせもつ「リリーフ リハビリスタートパンツ(現:リリーフ テープ式にもなるパンツ)」が発売された。また、大王製紙からは、水分の多い便ももらさず吸収してくれる「テークケア 軟便吸収パッド」が発売された。なお、大王製紙は、2008年にP&Gから「アテント」ブランドを購入している。

そして2009年、「いつもの下着のように」というニーズを取り入れた、初の超薄型パンツタイプの「リリーフおでかけパンツ(現:リリーフまるで下着)」が花王から登場した。この商品は、現在まで続く下着感覚ではける薄型パンツタイプの先駆けとなった。


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