538年~日本でのカミソリの歴史は?

最初は仏具として伝来
一方、日本でのカミソリの歴史はどのようなものだろう?
日本にカミソリが入ってきたのは、538年とされる。これは仏教伝来の年だ。カミソリは仏教とともに伝わったとされるが、これは僧侶が頭を丸めるために使ったためで、仏具として持ち込まれた。一般の人々が使うようになるのはまだまだ先のこととなる。
戦国時代になると、武士の間でも毛を剃って身だしなみを整える習慣が生まれた。それまでは毛抜きで抜いていたとされる月代(さかやき:ひたいから頭上にかけて髪のない部分)を初めて剃ったのは信長だという説もあるが、いずれにしろ戦国時代からそうした風習が僧侶以外にも広まったようだ。
その後、江戸時代になると、日本刀の技術を生かした和カミソリが一般化し、町人なども頭を剃るようになったという。そして、明治時代になると、文明開化とともに西洋のカミソリも入ってくることになる。