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ペットフード歴史市場シェア

2023年4月28日グラフ更新

1980年代好景気により市場が活性化! 認知度&普及率もアップ

バブルがやって来た! 新規参入企業が続々

犬や猫に残り物を与えていた時代から早20年・・・1980年代に入る頃には、ペットフードはすっかり世の中に浸透して、スーパーでも日用品や食料品などと同じく最寄品となっていた。そんなペットフードが市民権を得る中で、1980年代はバブル景気も後押しし、新規参入企業が続々と名乗りを上げていく。

ドギーマンハヤシ 「ヘルシージャーキ-」 (1981年発売)

1965年からペット用品の国内販売を始めていたドギーマンハヤシが、満を持して世界初となるペット用ジャーキー「ヘルシージャーキー」を1981年に発売。高タンパク&高カロリーで長期保存もできるという特長から、当時としては高価な商品だったが、徐々に人気を集め、現在まで続く大ロングセラー商品へと成長していく。


マース ジャパン リミテッド 「ブレッキーズ」 (1981年発売)

同年、マース ジャパン リミテッドがドライキャットフードの「ブレッキーズ」を発売。当時はフィッシュ缶中心でバラエティが少なかったことが理由で、猫の飼育頭数が増えていた割には、フードの市場規模は小さかった。そこで、認知度と普及率を上げるために、TVCMやサンプリングに力を入れていった。


マース ジャパン リミテッド 「ペディグリーチャム」 (1985年発売)

また同社は、“すべての犬のために栄養価にすぐれたフード。全犬種対応”というコンセプトのもと、ウェットドッグフードの「ペディグリーチャム」を1985年に発売する。高機能な栄養食でありながら、身近で手の届きやすい価格帯というポジションで人気を得る。なかでも、大々的に展開したTVCMのキャッチコピー

トップブリーダーも推奨するペディグリーチャム

は広くお茶の間に浸透し、認知度アップに大きく貢献した。

1986年には、ユニ・チャームがドライドッグフード「フレッシー愛犬元気」を発売し、業界に参入を図る。ペット関連品の購買層の7割が主婦で、同社の生理用品やベビー用紙おむつなどのターゲットと合致しており、なおかつ、販売チャネルも既存ルートを活用できるという点が、ペットケア事業に参入するきっかけになったという。また、今後、家族の中でペットは重要な位置を占めていくと考えられ、すでにアメリカでは市場が大きく、同様に日本でもまだまだ市場拡大が見込めるとユニ・チャームは予測していた。「フレッシー愛犬元気」は、当時のドライフードが肉や魚など1種類の素材からできているものが多かったなか、ミックスタイプを開発。これがヒットへとつながり、徐々に売上げを伸ばしていった。翌1987年には、猫用ドライフード「フレッシーねこ元気」も発売し、ペットフード市場を拡大していく。

ペットフード業界に走った衝撃とは?

1989年、マース ジャパン リミテッドは、嗜好性が高く、バラエティも豊富なウェットドッグフード「シーザー」を発売する。究極においしいもの、という位置付けで「ペディグリー」よりも上のブランドとして展開し、パッケージもトレイ形式を採用。“極めればシーザー、喜びようが違います”というキャッチコピーとともに、皿に盛りつけし、パセリを添える、という上流階級をイメージしたTVCMを投下する。これが犬のご褒美として人気を集めスマッシュヒットを記録。一方、「ペディグリー」ブランドからも、ウェットフードに混ぜるドライフードという新しいコンセプトの「ペディグリーチャムミキサー」を同年発売する。

元号が「平成」へと変わる1989年、ペットフード業界にも大きな衝撃が起こる。ペットフードの輸入関税の撤廃である。この結果、新規参入がさらに増え、各社の競争は激化の一途をたどることに・・・。

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