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ドリンク剤歴史市場シェア

2025年2月28日歴史・グラフ更新

今では疲れたときにドラッグストアだけでなくコンビニなどでも手に入るドリンク剤。ここまでの市民権を得るまでには、製品開発だけに留まらない、各社のさまざまな努力があった。ここでは、医薬品と医薬部外品のドリンク剤をメインにご紹介したい。

※本文中の商品情報(特長・価格・キャッチコピーなど)は、発売当時の製品に関するものです。

1950~1960年ドリンク剤の始まりは錠剤から

初期はアンプル剤で提供

アンプル剤ともととなった錠剤イメージ画像

現在、多種多様な商品が店頭に並んでいるドリンク剤。疲労の種類や度合いだけでなく、女性や子どもといった属性に合わせたものも多数存在し、選択の際に迷ってしまうほど。そんな多彩な商品群が登場するドリンク剤のおおもととなったのは、医薬品である滋養強壮剤などの固形剤。高度経済成長期、がむしゃらに働くビジネスパーソンに向けた「疲れ訴求」として使われていたが、もっと手軽にとれるように開発されたのがドリンク剤だ。

固形剤としては、1952年発売の「チョコラBB錠」(日本衛材株式会社、現:エーザイ)や、1954年発売のビタミンB1誘導体製剤「アリナミン糖衣錠」(武田薬品工業、現:アリナミン製薬)が先駆けだろう。これらはのちにそれぞれのブランドのドリンク剤に繋がるのだが、おもしろいことに、錠剤で初期に登場したこれら2ブランドも、ドリンク剤の登場はずっと先のこととなる。

その後、1956年に佐藤製薬から錠剤の「ユンケル」と、液剤の「ユンケルスーパー内服液」が発売される。内服液といっても、現在のようなキャップをひねって開けるビンタイプではなく、医療機関でないとあまり目にしないような「アンプル剤」だった。

その後現れたのが、大正製薬の「リポビタン」だ。1960年に錠剤の「リポビタン」とアンプル剤の「リポビタン液」を発売。とくに「リポビタン液」は好評を博し、アンプル剤ブームの火付け役となったという。なお、同じ1960年には中外製薬から「グロンサン内服液」(現在は、レックがグロンサンブランドを譲受し、販売)も発売されている。

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